主従関係を明確にする

飼い方に気を付けたいパピヨン
パピヨンは中小型犬の中でもとても賢い犬種で、物覚えが良い反面、悪いこともすぐに覚えてしまうため正しい方法でしつけることが大切です。

まず一番大切なことは「主従関係を明確にする」ことで、飼い主のことを「リーダー」と早めに認識させることがポイントです。

パピヨンは見かけも華奢でおとなしそうなイメージがありますが、性格は気が強く活発で、好奇心が旺盛なため時にはわがままな態度をとることもあるため、早い段階から「この家におけるリーダーは誰か」ということを認識させておくことが最も重要なポイントです。

リーダーとして接するためには常にパピヨンを「従わせる」ことが大切で、「外に行きたそうだったから散歩に連れて行った」や「ご飯を催促されたから出してあげた」というように要求に合わせて行動を起こしていると、パピヨンは自分がリーダーだと勘違いしてしまいます。

そのため、毅然とした態度で接して主従関係を明確にすることが大切で、常に飼い主が先に行動を起こす、
止めるときはすっぱり中断するなど、パピヨンを従わせるように心がけましょう。

理解させる

甘やかしてしまうと噛み癖が付いたり、無駄吠えが多くなってしまう可能性もあるため注意が必要です。

絶対に叱らないように注意

パピヨンを飼うためにはブリーダーから譲り受けるのがおすすめですが、
ブリーダーから譲り受けた段階で一度生活リズムが形成されてしまっています。

そのため、新しい環境になじむまでは教えてあげても失敗することがありますが、
どんなに出来なくても絶対に叱ってはいけません。

叩いて叱るのはもっての外ですが、名前を呼んで叱ってしまうと自信を失ってしまい、
ただ名前を呼んだだけでも勘違いして反応しなくなることがありますので、
覚えるまで根気強く教えてあげることが大切です。 しつけのポイント

新しい環境になった当初から生活のリズムをきちんとしたものにしていれば、
それほど時間もかからず覚えることができますので、出来たときに思い切りなでてあげるなど
「褒める」ようにしてしつけることがポイントです。

また、しつける際には「サインを統一させる」ことにも注意しなければなりません。

例えば「待て」と「待って」は人間からすれば同じ意味ですが、パピヨンは言葉の意味ではな
く「音」で指示を聞き分けているため、同じ言葉の音でなければ認識することができないことから、
パピヨンが来る前に家族間で教える言葉を統一するように準備しておくことが大切です。

 

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